2013年5月5日日曜日


円安に伴う物価上昇が家計に影響


平素はお世話になります。
経営コンサルティング、社員教育・研修、FP相談等  ヒューマネコンサルティング株式会社 代表の阿部です。

ここのところのコモディティ市場ですが、
円相場の下落傾向を受け燃料や消費財などの値段が上昇しているようです。

円安で原油や原料の輸入価格が上昇し、
ガソリンに加え、樹脂など素材の値段が上がっており、
円安に伴う物価上昇が家計に影響を及ぼし始めたもようです。

燃料価格の上昇は、今後、さまざまな消費財の値上げにもつながる可能性があると思います。

また、食料品でも、
輸入小麦の価格が次回改定時に上昇すれば、パンや麺類などの値上がりにつながりかねないと思われます。

さらに、一部報道では、
海外の高級ブランドが今後値上げする可能性も指摘されています。

確かに、円安は輸出産業を中心に企業業績には追い風かもしれませんが、
それに伴う、景気上昇(したとして。しない場合には不景気の物価高の可能性も)後の賃金上昇とはタイムラグがあり、
物価上昇によって、家計部門に相当程度の影響が出る可能性がある・・

と思いますが・・
ただ、恐縮ではありますが、
この「円安に伴う物価上昇が与える家計への影響」については、
一昨年の『コモディティ投資入門』において、
再三警鐘をならしていたつもりです。

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